【nodist】Windowsでnode.jsのバージョン管理ができるnodistを使おう
※サーバー破損の影響で画像が消えています。すみません※
アザラシです。
web制作などをすると、node.jsが必須とも言えるぐらいに使いますが、
Windowsでnodeを扱うのは面倒くさそう・・・と思っていました。
調べてみると、Windowsでは nodist というもので
バージョン管理ができるようです。
インストール、導入までを記事にします。
0.参考サイト
1.インストーラーのダウンロード
■ nullivex/nodist
上記のリンクから、nodistのインストーラーをダウンロードします。
現状最新版の v0.9.1 の NodistSetup-v0.9.1.exe
をダウンロードしました。(上記のスクリーンショット参考)
2.nodistのインストール
一応アザラシの環境を書いておきますと、
Windows10 64bit の環境で実行しております。
ダウンロードした NodistSetup-v0.9.1.exe を実行すると、
インストールウィザードが立ち上がりますので、
ウィザードに沿ってインストールを進めていきます。
インストールが終わった時点で、環境変数にPATHが追加されていますので、
cmd、もしくはpowershellでインストールされたかの確認をします。
3.nodistの確認
■ powershellで確認する場合
Windowsキー + x を押下後、 aキー で powershellが実行できます
その後、powershellが起動されたら、
nodist -v
と打ち込むことで、nodistがインストールされていることの確認、
及び、環境変数にPATHが通っていることの確認ができます。
■ コマンドプロンプトで確認する場合
Windowsキー + r を押下後、ファイル名を指定して実行のところに
cmd
と打ち込み、OKを押すことでcmdが立ち上がります。
その後、powershell同様に、
nodist -v
と打ち込むことで、nodistがインストールされていることの確認、
及び、環境変数にPATHが通っていることの確認ができます。
4.LTS(LongTermSupport)バージョンのnodeをインストールしよう
nodistをインストールした時点で、nodeも一緒にインストールされています。
しかし、LTS版のほうが使用するにあたって安定しているので、そちらを
インストールしたいと思います。
一旦現状入っているnodeのバージョンを確認します。
node -v
とcmd もしくは powershell で打ち込むことで確認できます。
自分がインストールした時点では、
v11.13.0のnode.jsが入っていました。
しかし、LTS版はv10.16.3 なので、こちらをインストールします。
ちなみに、インストールできるバージョン一覧を確認できます。
nodist dist
と打ち込むことで、現状インストールできるバージョン一覧を確認できます。
このような感じで一覧が出ます。
今回インストールする v10.16.3 もありますね。
では、実際にインストールしてみましょう。
インストールするためのコマンドは
nodist + v10.16.3
と打ち込むことでインストールができます。
実際にインストールされているかを確認するためには、
#インストールされているnode一覧 nodist ls
上記のコマンドで確認できます。
実際に使用するバージョンを切り替えるには
以下のコマンドにて変更できます。
#バージョンの切り替え(インストールされているものに限る) nodist use v10.16.3
先程のコマンドはあくまでも、nodistでの切り替えなので、
実際に使用するnodeのバージョンが変更されているかの確認は
以下のコマンドです。
#現在使用しているnodeバージョンの確認
node -v
以上でバージョンの切り替えなどはできるのですが、
cmdを一度閉じると、切り替えたバージョンがもとに戻ってしまっています。
常に選択したバージョンを使用したい場合は、
以下のコマンドで変更します。
#globalでつかうnodeバージョンの変更
nodist global v10.16.3
上記を実行した後、nodist ls をコマンドを実行すると、
該当バージョンにglobalが付与されているかと思います。
先程のスクリーンショットだとすでについていますが、先に実行していた為
ついていました。
5.nodeバージョンに最適なnpmをインストールする
npmはnodeバージョンに最適なものをインストールしないと、不具合が
起きることがあります。
ですので、npmのバージョンを変更する必要もあるのですが、
いちいち調べてインストールするのは大変です。
nodistには、その悩みを解決するためのコマンドが用意されています。
以下のコマンドを打ち込むことで、現状使用しているnodeバージョンに
最適なnpmをインストールしてくれます。
#nodeバージョンに対して最適なnpmバージョンをインストールする nodist npm match #npmバージョンの確認 npm -v
6.終わりに
以上でnodeを使う準備は整いたました。
インストールからバージョンの変更などはそんなには難しくないので。
nodistを是非使ってみてください。
余談ですが、ちょっと前のバージョンのnodistだと
npm matchができないバグがありましたが、
それが最近解決されていました。よかったー。
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